2月に入り、寒さの厳しさとともに「体調が安定しない」「今までと何か違う」と感じる方が増えてきました。当サロンに来られるお客様からも「もしかして更年期でしょうか?」というご相談を多くいただきます。

今月はこの多くご相談頂く『更年期』について4週に渡ってシリーズでお伝えしたいと思います。

更年期という言葉はよく耳にしますが、実際には「何が起きているのか」「誰に起こるのか」を正しく理解されていないことも少なくありません。今回はシリーズの第1回として、更年期とは何かを基本からお話しします。

更年期とは「病気」ではなく「変化の時期」

更年期とは、ホルモンバランスが大きく変化する時期のことを指します。女性の場合は閉経を挟んだ前後約10年、一般的には40代後半から50代にかけて訪れます。一方、男性にも更年期はあり、40代以降に少しずつホルモンの分泌が低下することで、心身にさまざまな影響が現れます。

大切なのは、更年期は「特別な人だけがなる病気」ではないということです。年齢を重ねる中で誰にでも起こりうる、体の自然な移行期間なのです。

男女で異なる更年期の現れ方

女性の更年期は、のぼせや汗、冷え、気分の浮き沈みなど、比較的わかりやすい症状が出ることが多い傾向にあります。一方、男性の場合は、疲れやすさ、意欲の低下、不眠、気分の落ち込みといった精神面の不調が前面に出ることがあり、周囲にも本人にも「更年期」と気づかれにくい特徴があります。

また、症状の強さや現れ方には個人差があり、ほとんど気にならない方もいれば、日常生活に支障を感じるほどつらくなる方もいます。

代表的な症状は実にさまざま

更年期の症状は一つではありません。
のぼせやホットフラッシュ、汗をかきやすくなるといった体温調節の乱れ、肩こりや腰痛、関節の違和感、慢性的なだるさや疲労感、頭痛やめまい、気分の落ち込みや不安感など、多岐にわたります。

これらの症状は「年齢のせい」「疲れているだけ」と見過ごされやすく、我慢を重ねてしまう方も多く見受けられます。しかし、体が発しているサインに気づき、早めに向き合うことが大切です。

更年期の主な治療と向き合い方

医療の現場では、ホルモン補充療法や症状に応じた薬の処方が行われることがあります。また、生活習慣の見直しや運動、食事、睡眠の改善も大切な要素です。

当サロンでも出来得る限り寄り添って、今その方の望む“楽になる”方法で施術を施して参ります。

次回予告

次回は、来店されるお客様から特に多く訴えられる
「ホットフラッシュ・汗のかき方・強いだるさや痛み」について、もう少し具体的にお話ししていきます。

更年期は、一人で耐える時期ではありません。
まずは「知ること」から始めてみてください。