冬の気配を感じてくると心配になるのが風邪を引きやしないか、もっと悪いとインフルエンザに感染しないだろうかと言う事です。
風邪の予防には「三大首」を温めるのが効果的と言います。
首・手首・足首なのですがホントにこれお勧めです!
ポイントは重点的に温めないまでも着るものを調整して「冷やっ!」っと感じない様にすることが大切です。
ただ…。
『肩凝り族』にとって厚着は大敵。厚着をすると凝りが増し増しになってしまうのです。
寒さで身も強張るのは然ることながら、沢山着込むと体の動きが悪く成る上に重ねて着た服の重みがズーンと肩に堪えます。
そうならない為には肩回りの筋肉が強張らないように、ほぐしたり、伸ばしたりするのが良いのですが最近では“肩甲骨はがし”と言った表現でセルフケアの紹介をしていますね。
肩回りの主要な筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・三角筋・広背筋 など)にコミットしたストレッチや軽い運動の事です。
「はがす」と表現しているのでバリバリ剥ぎ取るイメージではありますが決してその様にハードなものではありません。
(当方情けなくもベテランンの『肩凝り族』なもので剝ぎ取られるものならむしろバリバリと剥ぎ取ってしまいたいと常々思うところではありますが…。)
その運動方法やストレッチの方法はSNSや情報番組などでも広く紹介されていますので割愛させて頂いて、ちょっと違う視点でお話させて頂きましょう。
世界で活躍する一流のスポーツ選手は肩甲骨の柔らかい方が多いと言います。
MBLの大谷選手や世界陸上3000M障害出場の三浦龍司選手、背泳ぎメダリストの入江陵介元選手など錚々たる方々は肩甲骨の可動域の広さやその柔軟性の特別さがとても有名です。勿論、ご本人の生まれ持った身体能力の高さと、日々の類まれなる努力があって名を馳せる選手と成っていることは言うまでも有りませんが!!!

肩甲骨の柔らかさや特性がもたらす良い影響は
・全身のバランスがとりやすい
・肩凝りが生じにくい
・呼吸がしっかりできる
・疲れにくい
・疲労回復が早い
・怪我をしにくい
などなど…身体にとても良いことばかりですね。
一流のスポーツ選手の必須条件とも言えるでしょう。
プロスポーツ選手にとって良いと言う事は一般人にだって良いのです!
明日メジャーリーグの選手に成る事は無いでしょうが、明日[四十肩・五十肩]に成る可能性は大です!
現在[四十肩・五十肩]で苦戦を強いられている方や、重度の肩凝りの方は
そもそも“肩甲骨はがし”は上手に出来ないと思います。
考え方としては“肩甲骨はがし”が上手に出来る方は四十肩・五十肩・肩凝りにはなりにくい訳です。
上手に出来ている方はその柔らかい状態を維持できるように続けて頂いて、上手に出来ない方は無理をせず、出来るものを出来る範囲で始めてみてはいかがでしょうか。
始めたくない、やりたくもない方はそれも良し!
休める事も肝心です。
始めるストレス、続けるストレスはむしろ不要に思います。
セルフケアの行き届かない部分の埋め合わせは当サロンでお引き受けいたします。

