若い頃を思い出すのです、
それも、むかし、むかぁ~~しの若い頃です。学生時代やもっと子供のころ、余りにも昔の事で…。(笑)
寝ても、寝てもまだ寝る事が出来る。あんなに寝たはずなのにまだ眠い!
頑丈?いや柔軟な膀胱を装備していた若かりし頃はトイレへの巡回も目が覚めたタイミングで良かった!
テスト期間中の深夜の「仮眠」、「仮眠」とは名ばかりで…。
猛烈に試験勉強は捗り、準備万端で無双状態の気分‼
の、はずが…。
鳥のさえずりと共に覚めるのは「目」だけではなく「夢」からも覚める。「仮眠」ではなく本気の寝落ち、無双から四面楚歌、試験を受ける前から撃沈状態。充分な睡眠で頭は冴え冴えだから現実を受け入れる態勢も充分…。残念。。
時に必要以上の入眠も出来る、そのくらい睡眠が取れていました。

眠る為には体力が必要と言います。
若い頃は体力が有り余っていますから良く眠る事が出来る一方、歳を取ると体力が無くなって来るので睡眠が充分に取れなくなってしまうと聞きます。
当方は「肩凝り族」なので同族のご同輩の気持ちは十二分に理解できますが、生まれてこの方この年まで「不眠」に悩まされたことがありません。
ですので、睡眠が上手に取れない方の気持ちに心底から寄り添うのが苦手かも知れません。
老若男女問わず「眠る」事が不得手な方が多いのもよく聞くところです。
施術を受けに来られたお客様の頭部、項部から首筋を触っただけで
「眠る事が出来ていますか?」とお聞きするほど身体症状に現れていて、事実「不眠」に悩んでいるとおっしゃる方が半数以上です。
口を揃えて「疲れているのに眠る事が出来ない」とおっしゃいます。疲れ過ぎて眠れないとも考えられますね。
そのかわり、不眠を訴えて来店されるお客様が施術の最中に寝てしまわれることもよくあります。これは施術の効果よりもご自身を”労わる“気持ちを持ったこと”癒し“の時間を作った事が精神的な解放と安心を生んだことに寄るものとも思われます。
頭の凝り、首筋の凝り、肩の凝りを施術で軽減させることで質の良い睡眠に繋がる事はありますが、フェイシャルエステを受けて頂いた方がその晩は良く眠る事が出来たとおっしゃって頂く事があるので「良い睡眠」はリラックスすることがとても大事だと言えるでしょう。
「睡眠の質」をあげる施術と特化した考えよりもご自身がよりリラックス出来る方法を見つける方が優先かも知れませんね。
時には、寝る事に集中する一日があっても良いのかも知れません。「眠りの貯蓄」は出来ないと言いますが「不眠と言う借金」は返済可能だそうです!
日々なかなか上手に眠れない方、より深い眠りをお望みの方、その時の貴方のお身体の状態に合わせた施術メニューで心身共にリラックスして頂いて、より上質の眠りに繋げて頂ければと思います。

