前回は「更年期とは何か」という基本的なお話をしました。今回は、実際にサロンへ来店されるお客様から一番多く聞かれる症状について、もう少し踏み込んでお話しします。

「暑くないのに急に汗が噴き出す」
「夜中に汗で目が覚める」
「今まで経験したことのないだるさや痛みがある」

こうした訴えは、更年期を迎える多くの方に共通しています。

※何を隠そう当方もベテランの更年期障害の只中に居ります!すっかり長い付き合いも、もうそろそろ終わりにして頂きたいと日々祈るばかりです。( ノД`)シクシク…

ホットフラッシュとは?

ホットフラッシュとは、突然顔や上半身が熱くなり、のぼせや大量の汗を伴う症状です。気温や運動とは関係なく起こるため、「自分の体がコントロールできない感じがする」と不安になる方も少なくありません。

これは、ホルモンバランスの変化により自律神経の体温調節機能が乱れることで起こります。血管が急に拡張し、体が「熱い」と誤認識してしまう状態です。

※当方の場合ホットフラッシュと気が付くまでは時間がかかりました。今思えば40代に入ったばかりで自分が更年期と思っていなかった節がありましね!

汗のかき方・部位が変わる違和感

更年期の汗は、これまでとは少し違います。

・頭から噴き出すように汗をかく
・顔や首、胸元だけ汗をかく
・背中やお腹にじっとりと汗をかく
・寝ている間に大量の寝汗をかく

特に寝汗は、睡眠の質を大きく下げます。夜中に何度も目が覚め、朝起きた時点で「すでに疲れている」という悪循環に陥りやすくなります。

※当方は身体の際部分に汗をかくことが顕著で特に寝汗はシーツが人型に濡れる程でした。

肩こり・腰痛が「今までより強く感じる」

更年期に入ると、同じ姿勢や同じ動作でも、痛みやこりを強く感じるようになる方が増えます。

これは単なる筋力低下だけでなく、ホルモン変化による
・血流の低下
・回復力の低下
・痛みへの感受性の変化が関係しています。

「昔から肩こりはあったけど、こんなにつらくなかった」
という声は非常によく聞かれます。

※「肩凝り族」の方々はつい慣れで我慢しがちです、ご注意を!

起き上がれないほどのだるさと痛み

朝、布団から起き上がるのがつらい。
体が鉛のように重い。
痛みとだるさが同時に押し寄せる。

こうした症状も、更年期には珍しくありません。検査をしても大きな異常は見つからず、「気のせい」「年齢のせい」と言われてしまうこともあります。

しかし、本人にとっては確かに「今までと違う体の感覚」。この違和感を軽く見てしまうと、心まで疲弊してしまいます。

次回予告

次回は、
指のこわばり・痛み・ヘバーデン結節・ばね指など、
少し分かりにくく、見過ごされがちな更年期症状についてお話しします。

「これも更年期なの?」
そう感じる方にこそ、読んでいただきたい内容です。

※当方も仕事柄、なかなか苦戦した症状でした!!