今年も残すところ一か月余り、ラストスパートに入ってきましたね!
寒さも本格的になって来て動きにくくなった体をふるい立たせて頑張らなきゃなりません。
だけど、疲労蓄積のリミッターももうすぐ振り切りそうな感じ…。
いつも、いつも頑張っていらっしゃる皆様ご苦労様です。

さて、年の瀬に病気なんかしている暇はないのだけれどなんだか腰の調子が悪い?
どうも腰からお尻にかけてジクジクしている様な…、ピリピリしている様な…。
まさかヘルニアの再発?
この痺れは、ついには座骨神経痛になってしまったのか?
いや、いや、これはアイツに違いない⁈ヘルペスがまた出来たんじゃないの?
既往歴のある方でも今起こった症状が何の痛みによるものか迷ってしまうものです。そんな時の自己診断所の目安にして頂けると良いと思いお話させて頂きます。
🔹 ヘルペス(帯状疱疹)の痛みの特徴
ヘルペスは、過去にかかった水ぼうそうのウイルスが
神経の奥に潜んだまま再び活動することで起こります。
主な特徴は、
- 皮膚がピリピリ・チクチクする
- 触れていなくてもズキズキ痛む
- 体の片側に沿って痛みが出る
- 数日以内に発疹や水ぶくれが出てくる
特に「皮膚の痛み」や「ヒリヒリする違和感」は、
筋肉や関節ではなく、神経そのものの炎症によるものです。
(今回のお話では腰から下に出る性器ヘルペスに該当します。)
大体できる場所はいつも同じのことが多いです。(同じ神経節付近に停滞しているウイルスの出現)
この段階で温めたりマッサージをすると、炎症を悪化させることもあります。
もし「ピリピリした痛み」が続く場合は、早めに皮膚科や内科を受診することをおすすめします。
🔹 腰痛の痛みの特徴
一方、腰痛は筋肉・関節・靭帯などの緊張や炎症によって起こります。
特徴としては、
- 動くと痛みが強くなる
- 同じ姿勢を続けると重だるくなる
- 押すと痛みが再現される
- 温めると少し楽になる
- 明らかに思い当たる節がある!(ギクッときた等)
筋肉や姿勢のバランス、冷え、疲労などが主な要因です。
痛みが“動きと連動している”場合は、筋肉系の可能性が高いと言えます。
🔹 既往歴のある方が気をつけたいポイント
ヘルペスも腰痛も、疲れやストレスが引き金になることが多いです。
ヘルペスの場合は免疫力の低下、
腰痛の場合は筋緊張や自律神経の乱れが関係しています。
どちらも「体が無理を知らせているサイン」。
過去にどちらも経験がある方は、痛みが出たときに
「以前の痛みの記憶」が重なって、混乱して感じることもあります。
痛みと疲れで気弱になって明確な判断もしづらくなってしまいますね。
当サロンでも既往歴のあるお客様でどちらの症状か分からなくてご相談頂く事があります。
何分、当サロンのお客様は“頑張り屋さん”の集まりですので当たり前のように限界点を超えてしまわれる傾向にあります、無理は禁物です。当方も反省しつつ…。
それでもきっと頑張ってしまわれるであろう皆様の為にいつでもお待ち致しております。

