更年期の症状というと、ほてりや汗、気分の落ち込みを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際の施術現場では、「手や指の違和感」を訴えられる方が非常に多くいらっしゃいます。特に女性に多くみられる症状の様に思います!
「朝、指がこわばって動かしにくい」
「指の関節が痛い、腫れている」
「カクンと引っかかるように指が動く」
これらの症状は、日常生活に直結するため、地味ながらも大きなストレスになります。
※当方も随分手古摺りました!仕事柄もちろん焦りもありましたし“このままでは!”と必死に治す努力をしました。
朝の指のこわばりというサイン
特に多いのが、朝の指のこわばりです。起きた直後、指が思うように動かず、しばらくしないと物をつかめない。家事や身支度がスムーズに進まず、気持ちまで沈んでしまう方も少なくありません。(朝の時間は特別ですから感じる不自由さで痛みも倍増します。)
このこわばりは、関節や腱の柔軟性が低下し、血流が滞っていることが関係しています。更年期のホルモン変化は、関節や腱、軟部組織にも影響を及ぼすため、これまで問題なかった部位に違和感が出てくるのです。
ヘバーデン結節・ブシャール結節
指の第一関節や第二関節が腫れ、変形や痛みを伴う状態を
ヘバーデン結節、ブシャール結節と呼びます。
特に女性に多く、更年期以降に症状が出始めるケースが目立ちます。見た目の変化にショックを受け、「年を取った証拠のようでつらい」と話される方もいらっしゃいます。
医学的には原因がはっきりしない部分も多いですが、ホルモンバランスの変化や手の使い過ぎ、血流の低下などが複合的に関係していると考えられています。
※時に関節リウマチを発症している場合もありますから軽視は禁物です。
ばね指という独特の症状
指を曲げ伸ばしする際に引っかかり、伸ばすときに「カクン」と跳ねるように動く状態をばね指といいます。痛みを伴うことも多く、無意識に指をかばうことで、他の部位に負担が広がることもあります。
ばね指も女性に多い症状ですが、男性にも見られます。特に更年期世代では、「使い過ぎていないのに起こる」ことがあり、不安を感じやすい症状の一つです。
※当方はばね指が親指に現れてなかなか改善に時間がかかりました。幸いなことに元に戻りましたが施術する上で拇指は肝心要の指ですのでとてもストレスでした。
施術で大切にしていること
当サロンでは、同じ悩みを共有出来る事や経験からくるアドバイスを元に出来る施術をご提供させて頂いております。
「少し楽になった」
「朝のこわばりが前より短くなった」
こうした小さな変化を積み重ねることと、施術時間を通じてお悩みを吐き出して頂く事が更年期の不調と付き合っていく上でとても大切だと感じています。
次回予告
次回は、
頭痛・吐き気・気分の落ち込み・うつ症状など、
心と体の境界が分かりにくい更年期症状についてお話しします。
「自分が弱くなったのではない」
そう感じていただける内容にしたいと思います。

