いよいよ12月短い秋も終わり冬に突入です。
ちょっと太ってきたかな?と感じていらっしゃる方には着るもので覆い隠すことが出来るチャンスの到来ですね!

そう、冬になると「少し体が重く感じる」「体重が増えてきた」と感じる方が増えます。
しかし、これは単なる怠けや食べ過ぎではなく、体の“恒常性(ホメオスタシス)”という働きが関係しています。

恒常性とは「体を守る力」

人の体は、外の環境が変わっても体内を一定に保とうとする力を持っています。
寒い季節には、体温を保つために代謝のリズムを変え、エネルギーをため込みやすくなります。
これが「冬太り」につながる大きな要因です。

冬太りは体の防御反応でもあるのです。

恒常性体重と言って、ベースの体重が定まる傾向があるのがそのせいです。
平均体重ではないのに大体いつもその体重に落ちつく、ダイエットしてもその体重にすぐ戻ったり、太ってもなんとなく自然にその体重に戻ったり…

無理なダイエットは“恒常性”を乱す

暴飲暴食、別腹に甘えた過剰なデザートタイム、思い当たる節が山とあればそこは要注意ですが…。

冬の備えで少し増えてしまった体重に気が付いた時、ここで慌てて急な食事制限や過度な運動を始めると、
体は「飢えの危機」と判断し、逆に脂肪をためこもうとします。
それがリバウンドの原因にもなります。

整体施術でできる“恒常性のサポート”

当サロンでは、単に筋肉をほぐすだけではなく、
自律神経のバランスを整え、体の恒常性を保つ働きを助ける施術を心掛けています。

体が冷えると、筋肉がこわばり、血流が滞り、代謝が落ちます。
深い圧で筋肉の奥をゆるめ、
身体のバランス整えることで、体温を上げやすい状態をつくります。

体が温まり、呼吸が深くなるとその結果体は巡りの良い状態に戻ります。

冬こそ「整えるダイエット」

冬のダイエットは、“減らす”より“整える”ことを意識しましょう。

  • 無理に動かすより、体を温めて血流を促す
  • 夜はぬるめのお風呂で深呼吸
  • 寒い朝は白湯をゆっくり飲む
  • 「冷え・緊張・ストレス」をためない

これらを意識するだけで、恒常性の働きが整い、
自然と体のリズムが軽くなります。

冬の体重変化は、悪いことではありません。
それは、体があなたを守るために働いている証です。

大切なのは、体を責めず、上手に“恒常性”と付き合うこと。
心も体も軽やかに、春を迎える準備をしていきましょう。